PostgreSQL psqlで引数とSQLファイルを指定して実行する

psqlとはPostgreSQLのターミナル型SQLクライアントです。

引数に指定した値をSQLファイルの変数にバインドします。

psqlで引数とSQLファイルを指定して実行する サンプルコード

sample.sql

実行するSQLファイル、”:変数”の箇所を置き換えます。

select :foo,
       :bar,
       :hoge;

p_exec_file.sh

実行するshellです。psqlを呼び出し、”-f”オプションでSQLファイルを指定し、”-v”オプションで引数名と値を設定します。”–echo-all”は実行したSQLを結果と一緒に出力します。

#!/bin/bash

DB_USER="{user_name}"
DB_PWD="{password}"
DB_SERVER="{db_server_url}"
DB_PORT="{db_port}"
DB_NAME="{db_name}"

psql \
    -d "postgresql://$DB_USER:$DB_PWD@$DB_SERVER:$DB_PORT/$DB_NAME" \
    -f "sample.sql" \
    -v foo="now()" \
    -v bar="1" \
    -v hoge="'test_str'" \
    --echo-all


実行結果

p_exec_file.shを実行します。実行したSQL文と結果が出力されます。”foo”に”now()”、”bar”に”1″(数値)、”hoge”に”test_str”(文字)が設定されています。

$ ./p_exec_file.sh
select :foo,
       :bar,
       :hoge;
              now              | ?column? | ?column?
-------------------------------+----------+----------
 2019-12-28 16:10:25.343578+09 |        1 | test_str
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